【女蕎麦屋酩酊記】石川、手取川の伏流水で仕込む日本酒と打つ蕎麦

2016.1.30

粉ものなんてどこで食べても同じでしょ。っと思っている、、、そこのアナタ!

蕎麦は粉ものではありません。刺身です。っと言いたくなるしこしこ歯ごたえのせいろが美味しかったのは、石川の手取川の伏流水で手取川を醸す酒蔵、吉田酒造さんからもほど近い手打ち蕎麦「竹やぶ」さん。

伏流水で打たれ、茹でられ、そしてきゅっとしめられた蕎麦は石川のテロワール、水を感じる味わい。ワインの味を左右するのは葡萄が根を張る大地(テロワール)の味わい。対して日本酒は、米を作るのにも仕込むのにも大量の水を必要とし、水の味わいが強く表れてくると感じます。

あわせたお酒はもちろん吉田酒造さん。手取川山廃純米。

蕎麦の香ばしさに通じる山廃のこく。蕎麦の力強い歯ごたえ、かみしめると感じる蕎麦の甘味が飲み物なのに噛みごたえある、じんわり旨味、甘味がひろがってくる味わいの日本酒。

お刺身をいただいているようでもあり、、、そう、ジビエをいただいているようでもあります。蕎麦は刺身であり、同時にジビエでもあると開眼。同じ水で打たれた蕎麦、造られた日本酒、このマリアージュを求めて旅をしたいと改めて。

お蕎麦についてきた副菜や麺つゆの味付けはやや濃い目、甘目。それがまた日本酒とよく合い、昼からこんなに呑んでもよいのかしら?と思いつつぐいぐいいってしまいました。

え?いつものことじゃないかって?

うい~。

kajin15

TOKYO SYUTOKEN TOHOKU KOUCHI

日本酒ナビゲーター,お燗名人,酔画師

酔いどれんぬ

好きな日本酒の銘柄:文佳人、萩の鶴、土佐しらぎく、安芸虎、乾坤一

秋田の母と京都の父の間に生まれ、米処宮城で育った生粋の日本酒好き。

作って呑んで、旅して呑んでをモットーに、肴を作って呑む日々。カフェで日本酒、肴を提案する傍ら、現在楽天レシピの公式アンバサダーとしておつまみ名人担当。作成肴レシピ数3000超。簡単居酒屋、バル料理はもちろん燻製料理も作成。

日本酒って美味しいだけではなく、楽しいをモットーに日本中を旅して新しい魅力を発見。呑んで描く、酔画師の一面も。

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