「KAMPAI! FOR THE LOVE OF SAKE」第28回東京国際映画祭にて Vol.1

2015.12.31

日本だけでなくここ数年、世界的な日本食人気を背景にますます勢いが増す日本酒業界。
偶然にも今年は立て続けに3作品公開上映される運びとなりました。


ニューヨークの映画監督Erik Shirai氏が「手取川」醸造元の酒造りと蔵人達の人生を3年間かけて撮り続けたドキュメンタリー映画「The Birth of Sake」

日本四大杜氏の一つである石川県能登半島を出身とする酒造りの技能集団”能登杜氏”を追った石井かほり監督のドキュメンタリー映画「一献の系譜」


そして、2015年10月に開催された第28回東京国際映画祭パノラマ/アジアン・プレミア作品での上映が行われた「KAMPAI! FOR THE LOVE OF SAKE」

会場は六本木ヒルズ内TOHOシネマズ。
満席の会場内での映画上映スタート。

造るかた、伝えるかた、飲むかた。

立場の違う視点から日本酒の奥深い魅力を、それぞれの込められた想いから、日本酒に関わる人々の温かさを感じる内容に熱いものがこみ上げてきました。



上映終了後、スクリーン前での小西未来監督と岩手南部美人5代目当主久慈浩介さんのQ&Aタイム。

精力的に海外で日本酒を広めている久慈さんと小西監督が出会ったことによりはじまり、世界から日本酒視点という同じ要素をお持ちでかつ共通のご縁により、京都木下酒造の外国人初の杜氏フィリップ・ハーパー氏、日本酒伝道師ジョン・ゴントナー氏もご出演。

メディアにあまり出ることのない職人気質なハーパー氏を小西監督が誠実に丁寧にお願いしたことにより出演がOKとなったことや映画中での皆さんの表情、久慈さんの娘さんとの仲のいいシーンを見ると、監督のあたたかいお人柄をも感じました。

「どんなに世界中に注目されていても、大事なことは、日本酒の聖地は日本」
「今、最高に美味しい日本酒が生まれているこの時代に楽しんで、また周りの人たちに伝えてください。」

海外でのご経験が多く、日本酒の反応も海外の方がより新鮮な感想をたくさん得て刺激的な点があると思うのですが、それでも日本のことを考えている久慈さん。
震災当時もyoutubeで「被災地岩手からお花見のお願い」とした呼びかけて日本全国に蔓延していた自粛ムードを応援ムードへときっかけ作りを行った久慈さんの力強い日本酒への熱いお言葉がとても印象的でした。


最後に特別ゲストとして映画にも登場した無邪気な笑顔が愛らしい助演女優(笑)の久慈さんの娘さんも登場し、上映後Q&Aは終了しました。

Vol.2で試飲イベントのレポになります。
ちょうどお酒が飲みたくてうずうずしていた年の瀬ですし、それではKAMPAI!!!

bijin21

TOKYO

唎酒師・WEBデザイナー

Yuki [ No.0021 ]

好きな日本酒の銘柄:長門峡・Michelle・稼ぎ頭・夢醸・五橋・獺祭

季節やシチュエーションなどバラエティーに富んだ飲み方ができ、
美味しいお食事にそっと寄り添ってくれる、作り手の想いや背景を感じながら、
そんな日本酒がとても好きで、唎酒師を取得しました。

”酒”というと、なんだかルールが多く難しく悪酔いのお酒で、
味や飲み方にうるさく煙たがられるイメージがありそうですが、
おすすめの飲み方はあるものの、美味しいと思うのは千差万別かなとも思います。

様々な角度から多彩な日本酒の一面を引き出して、
楽しく、美味しく、面白く、お洒落な日本酒を伝えていきたいです♡

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