日本酒は “it” でなく、”she”。彼女です。 by 勝山蔵元 〜秋田宮城若手蔵人会 蔵見学①〜

2015.8.15

蔵見学会1日目は勝山です。

勝山は我が父、12代目蔵元が案内してくれました。
勝山は「仙台市」にあるため、町なかにある蔵のように思われるのですが、四方八方緑のど真ん中にあります。
泉カ岳方面から山をくだってくると、川や湧き水(冷たくてとても気持ちいい。足ぽちゃんした)がちらほら。平地に出るとすぐ田んぼが一面に広がりその間を伏流水が流れます。そのすぐ先に蔵があるのです。こう見ると勝山の蔵は位置づけがよくわかります。実際、勝山から車で20分圏内に2つスキー場があるくらい。

実家の蔵の蔵見学の話をするのはちょっと変な気分?ですが、蔵見学全部書くつもりなので一応… そういえば勝山の説明何十回もしてるのに文字に起こしたことなかった!笑


勝山は伊達家の御用蔵としての歴史をもち、1688年以来320年以上の伝統を誇る蔵です。それで父が12代目となります。2005年までは仙台市青葉区上杉という仙台市の真ん中の真ん中にあったのですが、父が蔵元となり改革を行いました。勝山の仕込み水がある今の泉蔵に蔵を新設し移転。南部杜氏による1期醸造だったのを、当時32歳の理系出身の若い後藤さんが杜氏となり3期醸造になります。
10年間はいまのような「日本酒ブーム」でもありませんでした。変わらないために変わり続ける。勝山は生き残りをかけラインを一新、高級酒に特化。宮城県で最初の全量純米蔵となります。いままで1500石あった生産量も300石にまで減らし、以来妥協のない、お酒のみを醸しています。

これ以上は私が持論を展開してしまってちゃんと書けないので割愛。

ここで国境を越えて私の母をゲットした男をよく表しているエピソードを紹介。

「日本酒はit じゃない、she。彼女です。酒造りは彼女に愛情を注ぎ大事にするのと同じなんですよ、日々彼女を訪ね、ご機嫌を伺ったり(醪の状態を見る)、顔にふれて撫でたり(醪の面(表面)を見たり、櫂入れ)、時に口付けをして(試飲のこと)彼女のすべてを知ることと、それを受けとめる努力を惜しまず、そして彼女を幸せにし、いい女にすることが造り手の使命。」

そんな父と母の写真がこちら(笑)

8日は仙台七夕の最終日だったのでみんなで見に行きました。短冊まで書いちゃう。
伊澤家にて、蔵人がそれぞれ自蔵から持ち寄ったお酒で二次会。
ラインナップは親政、天寿(鳥海山)、鳳陽、勝山。

その日は伊澤家でお泊まり会でした。

(左上は二十歳の妹です)

kajin03

NY / JAPAN

蔵元の輸出事業担当 学生日本酒協会代表

Euka Isawa伊澤優花

平成5年生まれ 仙台の蔵元とマレーシアの華僑の母の間に育った3人兄姉妹の真ん中です。

東京大学 経済学部4年

☆利き酒師および国際利き酒師(酒ソムリエ)資格習得

☆酒造技術幹部養成講座・基礎課程修了

☆学生日本酒協会代表(2013年には農林水産大臣賞受賞)

学生日本酒協会では、日本の将来を担う若者達に、文化・教養も含め美味しい日本酒を知ってもらいたいとの想いから「楽しむ+ちょっとした学び」をコンセプトに、蔵元、飲食店、流通業者、利き酒師、小売店、さまざまな方の協力を得て多様なイベントやプロジェクトを企画。

日本酒美容女子会、一ノ蔵を楽しむ会、二十歳からの日本酒講座、モテる日本酒講座(20〜25歳の若者100人集客)etc..

https://www.facebook.com/Student.Sake.Association?fref=ts

☆ミス日本酒2013ファイナリスト

☆はせがわ酒店主催「日本酒でおもてなし!」表参道ヒルズにて、勝山として外国人向け日本酒セミナー担当。

☆仙台伊澤家 勝山酒造 輸出担当およびマーケティング補佐
http://www.katsu-yama.com

単身NYに渡り実家勝山酒造の輸出を始めたことを機に、それを引き継ぎ蔵の輸出事業を担当。(現地レストランにて酒ソムリエも経験)実地での経験を生かしマーケティングにも力を入れる。

☆ダイヤモンドオンラインにて日本酒コラム連載
http://dimo.jp/archives/columns/sakecolumn

☆フリーで若者向けの日本酒企画、酒類輸出事業の顧問複数。

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