酒米の稲刈りへ

2016.9.22

やっとこの季節がやってきました!

実は5月に山梨県へ足を運び、かの有名な酒蔵「七賢」で酒米の田植えをさせてもらったのですが、あっと言う間に稲穂が実り収穫の時期となりました。

こちらは田植えの時の写真。

日本酒への熱い想いは、人生で無縁だった農作業も手がけるまでにw

水が引かれて、何も草が生えていなかった田んぼ。

汗だくになりながら、手にかかえている小さな苗をちまちまと植えたのはつい先日のことですが。

たった3ヶ月で、たわわな稲穂をつけて大きく成長していました。

ちょっと感動!

私たちが見ていなかった3ヶ月の間、七賢の方がきちんと手塩にかけて手入れをしていて下さったおかげです。

本当にうれしい瞬間。

ちなみにこの酒米は「夢山水」という酒類です。

この素敵な夢のある名前もお気に入り(笑)

さて、初めての稲刈りです。

まずは使ったことのないカマで、稲の束を刈り取ることから。

これは以外と簡単。ざくざく刈れて楽しい作業。

一束を刈り取ると3〜4本の稲になっているので、それを5〜6束でひとまとめにしていきます。

かなりの重量感、ずっしり。

ひとまとめにした稲を、昨年刈り取った藁を使って結わき、束ねて行きます。

これが慣れるまで難しくて大苦戦・・・

七賢の方に手伝ってもらい、必死で取り組む。

徐々に慣れてきて余裕も出てきた私。

七賢の方は平気な顔して素手でやっていますが、藁はかなりチクチクして痛いです。

プロってすごい。そしてすごい作業が早いこと!

この日は曇り空でしたが、作業をしていると汗だく。

でも、疲れてくる頃に、七賢の方が最高の差し入れをしてくれるのです。

この甘酒、七賢で作っているものなのですが、これよりおいしい甘酒は飲んだことがありません。

疲れた体にキンキンに冷えた甘酒が染み渡る〜!

「飲む点滴」とはまさにこれ!

お風呂上がりのビールなんて比にならない一本です。

エネルギーチャージして、作業も終盤、もうひと頑張り。

束ねた稲を干していきます。

これは簡単ですが、みんなで作業したので干す量も大量。

そして作業終了。

七賢の北原専務も一緒に作業をしてくださったので、刈り取り干した稲の前で一緒に写真を撮っていただきました。

これからはまたしばらく、七賢のプロの方にお預けする時間。

水分量をはかりながら稲を乾燥させて、精米、酒造りの行程はお願いすることになります。

かわいい我が米を、どうぞよろしくお願いいたします(笑)


作業の後に、酒蔵見学もさせてもらいました。

製麹室には前回はなかった新しい機械が導入されていて中も見せてもらいました。

何度来ても、プロのお話は楽しくて聞き飽きない!

ご存知の方も多いと思いますが、七賢は、明治天皇がご宿泊されたという歴史があり、山梨県の有形指定文化財になっている由緒ある酒蔵です。

興味深いお話を聞かせてもらいながら、こんなに貴重な場所を惜しげもなく見せてくださります。

ちなみに、上の欄間に掘られているものは「七賢」の名前の由来にもなった「竹林の七賢人」を表しています。

肉体労働に汗を流し、魅惑的な酒蔵と母屋の見学をさせてもらい、すっかり腹ぺこな私たちに待っているのがこのお酒たち!

お隣のレストランでは七賢のお酒を頂きながら、おいしいお食事に舌鼓を打つことができます。

南アルプスのやさしいお水で仕込まれた七賢のお酒。

どれもお米の味がしっかり出ていて吟醸香も高く、食事との相性は抜群です。

・七賢 純米 風凛美山

・七賢 スパークリング 山の霞

・七賢 純米生酒 なま生

・七賢 純米大吟醸 絹の味



朝から一日楽しんだ、稲刈り作業でした。

今回刈り取ったお米が、お酒になって私の手元に届くのは11月頃!

それまで七賢の方に大切に仕込んでいただくことになります。

日頃何気なく口にしている日本酒と、作り手の方と、自然のありがたさを感じます。

できあがった日本酒が届いたら、またご報告いたしますのでお楽しみに!



bijin158

TOKYO/SHONAN

会社員/自由人/唎酒師/ソムリエ

エリー [ No.0158 ]

好きな日本酒の銘柄:吉田蔵U/七賢/陸奥八仙/雪の茅舎 etc

湘南生まれ、湘南育ち。東京都内在住のOLです。 酒好きが高じて、利酒師・国際利酒師・ソムリエの資格を取得。 最近は日本酒伝道師の第一期生を卒業しました。 夢は、大好きなフランスに日本酒を啓蒙すること♡ 日々、食とお酒の活動に邁進しています。

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